━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 電脳天気 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あばよ。 <舩本昇竜>
モノ作りの喜びを教えてくれた電脳倶楽部に感謝。ありがとう、そしてさらば。 27号から一読者としてスタートしてちょうど10年。長いつきあいなだけに、い ざとなると、終わりに際しての言葉が見つかりません。この10年が自分にとって 何だったのか、ゆっくり考える…ヒマはありません。「MH」、遅れてごめんな さい。 <水野裕之>
▼ではでは。 (村田=自称最高傑作は“スキップするアトム”=敏幸)
▼てつりく。 く〜っ、間に合わなかった……でも、戦いはまだ続くのです! 発売後の攻略 とかそういうの電脳倶楽部上でやりたかったなぁ。ネット上でやりますので、よ ろしくお願いします。というわけで、サポート含めしばらく満開に居残りしそう な予感です……。 ▼HP。 またURL書いておきます。 http://shibuya.cool.ne.jp/hirororo/ mail:h_suzuki@mankai.co.jp hiroro@kun.ne.jp <すずき>
▼サマー・オブ・ラブの終わりに ところで皆さんは見ず知らずの初対面の人と泣きながら抱き合ったことはあり ますか? 私はあります。今はそんな気持ちで一杯です。イェーイ。 今号で終わってしまう事よりも、月刊ペースで147号も作り続けてこれた事に 感謝しつつ、読者の皆様に一言。 愛してるぜ! それでは電脳倶楽部/零式で。 (Mitsuky/山口光樹)
私が満開製作所に入社したのは1995年の春。その少し前から、学校帰りにせっ せと編集部に通って入社を認めてもらった。満開製作所にはかれこれ6年近くお 世話になってきたことになる。中村さん、相原さん(=内瀬さん)、舩本さんに は、入社当時から今までずっとお世話になっている(舩本さんは途中で一度抜け て再び戻ってきたけど)。入社当時にいた八月一日生さん、伊助さん、寂丸さん は編集部を離れ、山口君、すずき君、村田さん、水野さんが新たに加わった。他 にもちゃぷにさんやみかぜさんが出入りしている。こうして挙げてみると、結構 多くの人と共に仕事をしてきたものだ。 入社2年目の1996年に潰瘍性大腸炎を発病し、2ヶ月間入院。退院後、人並の体 力が戻っていないことを理由に、経理担当のほうから病気が治るまで休職または 退職を指示された。ショックだった。難病なのだから「治るまで」という条件は あまりにも理不尽だ。納得できなかった私は、当時の社長に泣き付いて、何とか 経理担当を説得してもらった。そのお世話になった三上社長(=故祝一平氏)も 今はもういない。病気のために、三上社長をはじめ、他のスタッフや読者の方々 に迷惑や心配をかけつつ、今日までやってこれたことを、心から感謝している。 〜〜〜 私は読者としては46号あたりから定期購読していたので、通算100号、丸8年以 上も電脳倶楽部を見てきたことになる。読者時代には投稿を幾つか採用していた だいた。 私が電脳倶楽部で発表したフリーソフトウェアの中で自分でも傑作と自負して いる代表作と言えば、やはりKeyWitchとS44PLAY.XとHAS060.Xだろう。 KeyWitchは、私がまだ読者だったときに電脳倶楽部に投稿して採用された作品 の1つだ。X68kのキーボードは単純なマトリクス構造になっているために、同時 に3つ以上のキーが押し下げられた状態が一瞬でもあると、実際には押していな いキーが入力されてしまうことがある。このハードウェアが原因の誤入力をソフ トウェアでほとんど回避できることを“発見”し、それを実装したのがKeyWitch だ。 S44PLAY.Xはいまさら説明するまでもないと思う。X68kの内蔵音源のみでPCMデ ータを高音質でステレオ再生することが「できそうだ」と思い、実際にやってし まったのがS44PLAY.Xだ。 HAS060.Xは中村祐一さんのHAS.X v3.09を大幅に改造したものだ。MC68060への 対応以外にも様々な便利な機能が追加され、アセンブラを使ってプログラムを書 く人に是非使っていただきたいアセンブラになっている。「S44PLAY.Xで使って いるマクロのローカルシンボルがあまりにも多すぎてアセンブラを通らなかった ため、HAS060.Xのほうを改造した」なんてこともあった。 〜〜〜 今回、雷語のソースリストを公開するということなので、こんなものを引っ張 り出してきた。このコードは雷語のために私が書いたものの一部なのだが、結局 雷語のほうがバージョンアップしなかったのでお蔵入りになっていたものだ。も しも雷語を改造しようという奇特な人がいれば、何かの足しになるかも知れない。 ◎あやしいソースを見る 〜〜〜 私は昨年末から満開製作所のWebサイトにホームページ“STUDIO KAMADA”を持 っていたが、6月16日頃に@niftyに引っ越して、完全に個人のホームページとし て頑張って毎日更新を続けている。既に毎日100カウント以上のアクセスをいた だいており、ぼちぼち検索エンジンにも登録され始めている。STUDIO KAMADAで は、前述のフリーソフトウェアは勿論、060turbo.sysを含む060turbo関連のソフ トウェアや電脳倶楽部に書いてきた読み物の一部も公開している。掲示板や、ち ょっと恥ずかしいプロフィールや日記もある。電脳倶楽部は今月で終わりだが、 今後は是非、ホームページのほうに立ち寄っていただきたい。 STUDIO KAMADA http://homepage2.nifty.com/m_kamada/index.htm それでは、ホームページでまたお会いしましょう。 <かまだ>
というわけで最終号です。まーこの日が来ることは分かっていたんですが、来 てみるとあっけないもんですな。もっとも私の場合、ハードウェア関連は企画を 続けていく訳で、そういうところでは悲壮感が全くと言って良いほどないという 事情もあると思います。 というわけで、十数年に渡る私の満開勤務生活にはピリオドが打たれる訳です が、私の68道はまだまだ終わりません。ですから、お別れの言葉は書きません。 むしろ新会社をよろしくという感じであります。 http://www.kurusugawa-ele.co.jp/ ホームページはこれから随時更新していきます。あと、自前のホームページも 持つ予定ですが、そっちはまだ契約が終わっていないので、上記のホームページ のX68000事業部のところ(か、満開のホームページ)でいずれ公表します。 〈中村隆生〉
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ★連絡事項:精算の発送について ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ・基本的に、在庫品対応の方の精算品の発送は7月18日より ┃ ┃ ┃ ┃ 開始されています。 ┃ ┃ ┃ ┃ ・「鉄の大陸」「 Muff&Huff」をご希望いただいている方の発送 ┃ ┃ ┃ ┃ につきましては、発売時に同時に行いますので、もうしばらく ┃ ┃ ┃ ┃ お待ち下さい。「 Muff&Huff」については、7月末ごろ、「鉄の ┃ ┃ ┃ ┃ 大陸」は8月以降になる見通しです。 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ また現在まで精算の希望をこちらにお申し出ていない方は、 ┃ ┃ ┃ ┃ 至急、希望品目をお知らせ下さい。お知らせいただいた分より ┃ ┃ ┃ ┃ 発送を行います。必ず、7月末日までお知らせ下さい。この期 ┃ ┃ ┃ ┃ 限を越えますと、ご希望に添えない事がございます。 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ★ この147号で、電脳倶楽部はジ・エンド、という事になる。よく考えると、 私が編集部に来たのが48号の時だから、ちょうど、私が編集に関わった月刊電 脳倶楽部が切り良く100号、ということになる。まあ、意図したわけでもなく まったくの偶然だが、良く続いたものだと思う。 いずれにしても復刊とか、そういうのはまったく「満開製作所」という法人に は期待できない状況なので、色々な面であまり過大な期待はしないでほしい。ス タッフ個人は細々と支え続けるだろう、という事だ。そのあたりは、Webを見て もらうしかないだろう。www.mankai.co.jp はしばらくは在る予定だし、なくなっ たとしても、X68k関連の事は検索も簡単だろうから探してほしい。 とにかく、Web上で先進的にX68kで活動している人は、今でもたくさんいる。 その上にどんな場ができていくかは、ユーザーひとりひとりの活動によるだろう。 無理をする必要はない。できるところから、やっていこう。 <http://d-club.cside.ne.jp/ あいはら てつや>
(EOF)